2000/8/13(日) |
Be Late(遅刻) |
明日、明後日は本番。 今回のオペラは主要人物が明日土曜日のキャストと明後日日曜日のキャスト別の メンバーで行うために前日である今日、金曜日に明日のキャストでゲネプロ(通し稽古) を行う。 平日の金曜日、集合時間は18:00、タクトダウン(演奏開始時間)18:30と云うタイム スケジュールになっているが会社勤めの多い社会人のアマチュア合唱団+オーケストラ の集まりはなかなか揃わないみたいで人数が疎らだった。 俺は今日会社を半休をし、セッティングの手伝いをかって出た。心の中では”もしや!” そんな言葉が浮かばなかった訳じゃないがそんな思いと裏腹にその”もしや”はあり得な かった。
オペラ”カルメン”と一口に云っても区民の集うオペラなので簡単に用意できるモノで 衣装や小物は用意されている。しかし舞台装置や照明はプロの手が入っていて道具と かは使っていないが台や幕を使ってとても芸術的になっていた。 ただ本番の通り通す稽古なのでメイクまできちんとして舞台に望む。
なんとか今日までの練習で自分の歌のパートや立ち位置は頭に入っている。そう自分 を励ましながら舞台に望もうとしていた。 ”彼の顔が見たい...。”ふとそんな思いが心を過ぎる。
18:30タクトダウンし、第一楽章の前奏曲が威勢良く奏でられる。 俺達男声合唱は板付き(舞台の上で幕が上がるのをスタンバイしてること)。 最初の歌詞は”人々は...”なんとか無事に歌いきり何事もなく進んでいき、少しの 休憩の後、二幕...。そしてまた少しの休憩。
あ...。彼だ...。 ヴァイオリンの弦をつま弾きながら音を確認している。 急に安心感が心に拡がる。 大丈夫...。舞台は絶対成功するさ。
To be continued...
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